三重県で住宅ローンを選ぶなら|百五銀行vs三十三銀行vsネット銀行 金利比較【2026年】

最終更新: 2026-04-01 | 監修: 注文住宅比較.com 編集部

2026年の住宅ローン金利はどうなっている?最新動向

日本銀行は2024年3月にマイナス金利を解除し、その後も段階的に利上げを続けています。2025年12月には政策金利を0.75%まで引き上げ、「金利のある世界」が本格的に到来しました。この動きは住宅ローン金利に直接影響しています。

0.3〜0.8%
変動金利(新規)
銀行間で差が大きい
2.26%
フラット35
2026年2月・4ヶ月連続上昇
1.0%予想
2026年末の政策金利
エコノミスト40名の中央値

変動金利はネット銀行で0.3%台、メガバンクで0.6〜0.7%台と銀行間の差が大きい状況です。2026年4月には多くの銀行が新規貸出金利を0.25%程度引き上げると見られています。

一方、固定金利はすでに大きく上昇しています。フラット35(融資率9割以下・35年)は2026年2月時点で2.26%と、2021年の1.3%台から約1%上がりました。10年固定も1.5〜2.0%台に上昇しています。

住宅ローン金利の推移を示すグラフ
2021〜2026年の住宅ローン金利推移イメージ
⚠ 今後の見通し日本経済研究センターの調査では、2026年末までに政策金利が1.0%まで上昇する見通しです。変動金利は現在の0.3〜0.8%台から、年内に0.5〜1.0%台へ上昇する可能性があります。ただし、急激な利上げは経済に悪影響を及ぼすため、日銀は慎重なペースで進めるとの見方が大勢です。

変動金利と固定金利の仕組みを正しく理解する

住宅ローンの金利タイプは大きく3種類あります。それぞれの仕組みとメリット・デメリットを押さえましょう。

項目変動金利固定期間選択型全期間固定(フラット35等)
金利水準(2026年2月)0.3〜0.8%台1.0〜2.0%台2.0〜2.5%台
金利の決まり方短期プライムレート連動スワップレート連動長期金利(10年国債)連動
見直し頻度半年ごと固定期間終了時なし(全期間一定)
金利上昇リスク高い中程度なし
初期の返済額最も安い中程度最も高い

✅ 変動金利のメリット

  • 金利が最も低く、月々の返済額を抑えられる
  • 金利が上がらなければ総返済額が最も少ない
  • 5年ルール・125%ルールで急激な負担増を防げる
  • 繰上返済で金利上昇リスクを軽減できる

❌ 変動金利のデメリット

  • 将来の返済額が読めず、家計管理が難しい
  • 金利上昇局面では総返済額が固定を超える可能性
  • 5年ルールで未払い利息が発生するリスク
  • 心理的な不安が大きい(金利ニュースが気になる)
💡 5年ルールと125%ルールとは変動金利には2つの保護ルールがあります。「5年ルール」は金利が上がっても5年間は月々の返済額が変わらないルール。「125%ルール」は5年後の返済額が前回の125%(1.25倍)までに制限されるルールです。ただし、返済額が変わらなくても利息と元金の配分は変わるため、元金の返済が進みにくくなる点に注意してください。

変動vs固定|返済額シミュレーションで比較

変動金利と固定金利の比較イラスト
変動金利 vs 固定金利 どっちを選ぶ?

実際に借入額4,000万円・返済期間35年で、金利タイプ別の月々返済額と総返済額を比較してみましょう。元利均等返済・ボーナス払いなしで試算します。

金利タイプ適用金利月々返済額年間返済額35年間の総返済額利息総額
変動金利(ネット銀行)0.5%約10.4万円約124.8万円約4,370万円約370万円
変動金利(メガバンク)0.7%約10.7万円約128.7万円約4,510万円約510万円
10年固定1.5%約12.2万円約147.0万円約5,140万円約1,140万円
フラット352.26%約13.9万円約166.3万円約5,820万円約1,820万円

変動金利0.5%とフラット35 2.26%を比較すると、月々の差額は約3.5万円、35年間の利息差は約1,450万円になります。これだけ見ると変動金利が圧倒的に有利に見えます。

しかし、変動金利が将来上昇した場合はどうでしょうか。以下は金利上昇シナリオ別のシミュレーションです。

シナリオ金利推移35年間の総返済額フラット35との差
金利横ばい0.5%のまま約4,370万円▲1,450万円お得
緩やかな上昇5年後1.0%→10年後1.5%約4,800万円▲1,020万円お得
中程度の上昇5年後1.5%→10年後2.0%約5,300万円▲520万円お得
大幅な上昇5年後2.0%→10年後2.5%約5,850万円ほぼ同額
ポイント: 変動金利が現在の0.5%から将来的に2.0〜2.5%まで上昇し、その水準が長期間続いて初めてフラット35と同程度になります。「変動金利が1.5%以上に上がり、それが35年続く」と予想するなら固定金利が有利、そうでなければ変動金利が有利という判断基準になります。

金利タイプ別|あなたに向いているのはどっち?

変動金利と固定金利のどちらを選ぶかは、家計の状況やリスク許容度によって異なります。以下のチェックリストで自分に合った金利タイプを確認しましょう。

変動金利が向いている人:

固定金利が向いている人:

✅ 迷ったらミックスローンも選択肢「変動か固定か」で決められない場合、借入額の一部を変動金利、残りを固定金利にする「ミックスローン」という方法もあります。たとえば4,000万円のうち2,500万円を変動、1,500万円を固定にすれば、低金利のメリットを活かしつつ、金利上昇リスクも分散できます。

注文住宅ならではの住宅ローン注意点

注文住宅の住宅ローンには、建売住宅やマンション購入にはない特有の注意点があります。土地購入から建物完成まで1年以上かかる注文住宅では、資金調達のタイミングや金利変動リスクへの備えが重要です。

つなぎ融資の金利に注意

注文住宅では、土地購入時・着工時・上棟時などに代金を分割して支払う必要があります。しかし住宅ローンの融資実行は建物完成後のため、それまでの資金を「つなぎ融資」で賄います。つなぎ融資の金利は年2〜4%と住宅ローンより高く、建築期間が6〜12ヶ月かかると利息だけで50〜100万円になることもあります。

建築中の金利変動リスク

注文住宅は土地購入から建物完成まで1年以上かかることが珍しくありません。この間に金利が上昇すると、当初のシミュレーションより返済額が増える可能性があります。特にフラット35は融資実行時の金利が適用されるため、申込時より完成時の金利が高くなるリスクがあります。

分割融資で利息を節約

「分割融資」を扱う銀行なら、つなぎ融資よりも低い金利(住宅ローンと同等)で建築中の資金を調達できます。百五銀行や三十三銀行など三重県の地銀でも取り扱いがあるため、検討する価値があります。

住宅ローン減税をフル活用

2026年入居の場合、省エネ基準を満たす住宅であれば最大3,000万円の借入額に対して控除を受けられます。ZEH水準住宅なら3,500万円、長期優良住宅なら4,500万円まで控除対象が拡大します。注文住宅は設計段階で省エネ性能を高められるため、ローン減税を最大限に活用しやすいのが強みです。

⚠ つなぎ融資の利息に要注意つなぎ融資の金利は年2〜4%と住宅ローンの数倍です。建築期間が長引くほど利息負担が増えるため、工期の見通しを住宅会社としっかり確認しましょう。分割融資が使える銀行を選べば、利息を大幅に抑えられます。
💡 2026年4月〜フラット35制度改正融資限度額が8,000万円から1億2,000万円に引き上げられ、一戸建ての床面積基準も70㎡以上から50㎡以上に緩和されます。コンパクトな注文住宅でもフラット35が利用しやすくなるため、固定金利を検討する方にとって朗報です。

三重県で住宅ローンを組むときのポイント

三重県で住宅ローン相談をする家族のイラスト
三重県の金融機関で住宅ローン相談

三重県で注文住宅を建てる場合、土地+建物の総額は約3,500〜4,500万円が中心価格帯です。年収別の借入目安を確認しましょう。

世帯年収借入目安(7倍)月々返済額(変動0.6%)月々返済額(固定2.0%)返済比率
400万円2,800万円約7.4万円約9.3万円22〜28%
500万円3,500万円約9.3万円約11.6万円22〜28%
600万円4,200万円約11.1万円約13.8万円22〜28%
700万円4,900万円約13.0万円約16.2万円22〜28%

三重県の強みは土地代の安さです。たとえばいなべ市で50坪300万円の土地を選べば、年収400万円・借入2,800万円の予算でも建物に2,000万円以上を充てられます。土地代を抑えることでローン総額を減らし、金利上昇リスクに強い資金計画が立てられます。

三重県で住宅ローンを扱う主な金融機関は以下のとおりです。

金融機関変動金利目安特徴
百五銀行0.8〜1.2%台三重県シェアNo.1、対面相談◎、団信オプション充実
三十三銀行0.7〜1.0%台旧三重銀行+旧第三銀行、地域密着
JAバンク三重0.8〜1.2%台農家・地主に強い、地域の土地情報に詳しい
auじぶん銀行0.3〜0.5%台ネット完結、がん50%保障団信が無料
住信SBIネット銀行0.3〜0.5%台全疾病保障が無料、審査が早い
💡 地銀とネット銀行の使い分け金利の安さではネット銀行が有利ですが、注文住宅の場合はつなぎ融資や分割融資が必要になるため、対面で相談できる地銀のメリットが大きくなります。百五銀行や三十三銀行は三重県の不動産事情に詳しく、地元の建築会社との連携もスムーズです。金利だけでなく、サービス全体で比較しましょう。

まとめ|金利上昇時代の住宅ローン戦略

2026年は「金利のある世界」が定着し、住宅ローン選びがこれまで以上に重要になっています。変動金利は依然として低水準ですが、今後さらなる上昇が見込まれます。固定金利もすでに2%を超え、「安い固定」が選べる時代は過ぎつつあります。大切なのは「金利が上がっても返済を続けられるか」というリスク管理の視点です。

三重県は土地代が安い分、借入総額を全国平均より抑えられます。ローン総額が少なければ金利上昇の影響も小さくなります。まずはエリアごとの土地相場を確認して、無理のない資金計画を立てることが、金利上昇時代の最良の防衛策です。

住宅ローンは一度選んだら終わりではありません。変動金利を選んだ場合でも、金利上昇が想定以上に進んだ時点で固定金利への借り換えを検討するなど、定期的な見直しが大切です。複数の金融機関で事前審査を受けておくことで、いざという時の選択肢を確保しておきましょう。

よくある質問

2026年の変動金利はどこまで上がりますか?

日本経済研究センターのエコノミスト調査によると、日銀の政策金利は2026年末までに1.0%程度まで上昇する見通しです。これに伴い、住宅ローンの変動金利は現在の0.3〜0.8%台から、年内に0.5〜1.0%台へ上がる可能性があります。ただし急激な利上げは考えにくく、段階的な引き上げとなる見込みです。

変動金利と固定金利、どっちが得ですか?

どちらが得かは将来の金利次第のため、現時点では断言できません。ただし、4,000万円・35年ローンの場合、変動金利が現在の0.5%から将来2.0〜2.5%まで上昇し、その水準が長期間続いて初めてフラット35(2.26%)と同程度の総返済額になります。「損得」だけでなく、家計の余裕度やリスク許容度で判断することをおすすめします。

フラット35の金利は今後も上がりますか?

フラット35は長期金利(10年国債利回り)に連動しており、日銀の利上げが続く限り上昇傾向が続く見込みです。2026年2月時点で2.26%ですが、2%台前半〜中盤で推移する可能性が高いと予想されています。なお、2026年4月からはフラット35の融資限度額が1.2億円に引き上げられ、床面積基準も50㎡に緩和される改正が予定されています。

三重県で住宅ローンを借りるならどの銀行がおすすめですか?

金利の安さを重視するなら、auじぶん銀行や住信SBIネット銀行が変動0.3〜0.5%台と有利です。ただし注文住宅ではつなぎ融資や分割融資が必要になるため、対面相談ができる百五銀行(三重県シェアNo.1)や三十三銀行も有力な選択肢です。複数行で事前審査を受け、金利・手数料・団信保障を総合的に比較することをおすすめします。

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