【チェックリスト付】注文住宅の施主検査・引渡し確認ポイント全集

最終更新: 2026-04-01 | 監修: 注文住宅比較.com 編集部

施主検査(竣工検査)とは——引渡し前の最終確認

施主検査とは、建物の完成後・引渡し前に施主(あなた)が建物を最終チェックする検査です。図面通りに施工されているか、傷や不具合がないかを確認し、問題があれば補修を依頼します。

2〜3時間
施主検査の所要時間
引渡し1〜2週間前
検査の実施タイミング
無料
施主検査の費用
施主検査を省略してはいけない 引渡し後に見つかった不具合は、施工ミスか経年劣化かの判断が難しくなり、無償補修してもらえない場合があります。引渡し前の施主検査が「不具合を確実に直してもらえる最後のチャンス」です。遠慮せず、気になる点は全て指摘しましょう。

施主検査で確認すべき重要項目——外装編

まず建物の外側から確認します。晴れた日の午前中に実施するのがベストです。

施主検査で確認すべき重要項目——内装編

室内は図面と照らし合わせながら、一部屋ずつ丁寧に確認します。

持っていくと便利なもの スマホ(写真撮影・メモ用)、マスキングテープ(不具合箇所に貼って印をつける)、スリッパ(床を歩きやすい)、図面のコピー(書き込み用)、メジャー(寸法確認用)、懐中電灯(暗い収納内部の確認用)。

施主検査で見つかった不具合の対応方法

不具合が見つかった場合の対応手順を押さえておきましょう。

不具合箇所を写真撮影+マスキングテープで印

指摘箇所はその場で写真を撮り、マスキングテープを貼って印をつけます。写真は遠景(どの部屋のどこか)と近景(不具合の詳細)の2枚をセットで撮影。

指摘リストを書面で共有

指摘箇所を一覧にまとめ、施工会社と書面で共有。口頭だけの指摘は「言った・言わない」のトラブルの元です。メール添付でもOK。

補修完了後に再検査を実施

補修が完了したら必ず再検査(手直し確認)を行います。補修の品質が不十分な場合は、遠慮なく再補修を依頼しましょう。

全ての補修完了を確認してから引渡し承認

未補修の項目がある場合は、引渡し承認書にサインしないでください。「入居後に補修します」という約束は、守られないリスクがあります。

引渡し当日の流れと受け取るべき書類

施主検査の補修が完了し、いよいよ引渡しです。当日の流れと受け取るべき重要書類を確認しましょう。

受け取る書類内容重要度
建築確認済証・検査済証建築基準法に適合している証明。紛失すると再発行不可最重要
住宅性能評価書耐震等級・断熱等級の公的証明(取得した場合)重要
各設備の保証書・取扱説明書キッチン・浴室・給湯器・エアコン等の保証書と説明書重要
建物図面一式設計図・構造図・設備配管図。リフォーム時に必要重要
アフターサービス基準書保証期間・定期点検スケジュール・連絡先重要
鍵一式玄関・勝手口・窓の鍵。スペアキーの本数も確認必須
引渡し後のアドバイス: 引渡し後2年間は「初期不具合」が見つかりやすい期間です。壁紙の継ぎ目の浮き、フローリングの伸縮による隙間、建具の微調整など、住み始めてからわかる不具合は1年目・2年目の定期点検で遠慮なく申告しましょう。これらは無償で補修してもらえるのが一般的です。家づくりの総仕上げとして、安心して新生活をスタートしてください。

よくある質問

施主検査はいつ、どのくらいの時間がかかりますか?

建物完成後・引渡しの1〜2週間前に実施するのが一般的です。所要時間は2〜3時間が目安。35坪の2階建てで全ての部屋・設備をチェックすると3時間程度かかります。晴れた日の午前中に実施すると、自然光で傷や色ムラを発見しやすくなります。費用は無料で、施工会社が立ち会います。

施主検査で特に注意すべきポイントは?

最も重要なのは「全てのコンセントの通電確認」「全てのドア・窓の開閉確認」「全ての水栓の水漏れ確認」の3つです。これらは使い始めてから気づくと生活に支障が出る項目です。加えて、フローリングの傷・床鳴り、壁紙の浮き・シワ、建具の隙間なども忘れずに確認しましょう。マスキングテープを持参し、不具合箇所に貼って印をつけると効率的です。

引渡し時に受け取る書類で最も重要なものは?

「建築確認済証」と「検査済証」が最重要です。これは建物が建築基準法に適合していることの公的証明で、紛失すると再発行ができません。将来の売却時にも必要になるため、大切に保管してください。次に重要なのは「建物図面一式」(リフォーム時に必要)と「各設備の保証書」(故障時の無償修理に必要)です。

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